◆新型肺炎だけでなく、風邪、インフルエンザなどの一般的な感染症予防方法
① うがいのコツは「頻度」
喉粘膜にくっついて出たり入ったりしている細菌やウィルス。出ている時にざっと洗い流したい。
つまりヒット率をあげるために、「こまめに」うがいするのです。うがい薬は有ればなおよし、ですが、
薬より頻度の方がより大切です。水道水でも良いので頻繁にうがいしましょう。
薬がなければ、カテキンを多く含む緑茶や紅茶なども有用です。
② 朝起きたら一番最初にうがいをしよう。
最初にクチュクチュうがいを、その後ガラガラうがいを2回、最低でも計3回 うがいします。
口の中、喉粘膜を洗い雑菌を体内に入れないのが目的です。それから白湯を飲み朝ごはんへ。
口内衛生のためにも、歯磨きもお忘れなく。舌と歯間掃除もおすすめです。
③ こまめな手洗い
アルコール消毒薬、今はどこも売り切れています。うがいと同様、薬品は有ればなおよし、ですが、
手洗いは流水だけでもかなり有効です。指の間や手首までしっかり、こまめに、洗い流しましょう。
外出先で目をこすったり、鼻をほじるのは、やめましょう。
④ こまめに水分
乾燥時期の脱水予防の意味もありますが、菌やウイルスなど雑菌を胃に落とし死滅させる目的です。
胃酸では死滅しない特殊な菌もいますが、胃酸はかなり強力な酸。
人体に備わった皮膚の次に大切な防御機能です。冷たすぎたり熱すぎる飲み物は勧めません。温かいものを飲みましょう。
そして湿っていないと活動がにぶる繊毛(せんもう)。鼻腔や気管に生えている動く毛。
異物が入って来ると外に出そうとします。本来は咳にも意味があり、出せるのなら出した方が良いですが、
咳をする方はマスク、ハンカチなど、咳エチケットを守り周りに配慮しましょう。
繊毛はしっとりしてないと上手に動けません。体を普段から潤しておきましょう。
⑤ マスクが使い捨て出来ない時は
電子レンジ(マイクロ波)で殺菌したり、煮沸消毒で殺菌しましょう。
菌やウイルスの種類にも寄りますが、マイクロ波や高温の熱を利用することは、風邪菌・ウイルス、インフルエンザウィルス、新型コロナウィルスには有用です。
⑥ 菌やウィルスが入っていても自分の方が勝てる体づくりを
バランスの取れた食事(炭水化物、ビタミン、ミネラル、脂質、どれを削ってもダメ)と睡眠、適度な運動、
そして20分の入浴。日頃から体に良いことをしておきましょう。
お灸を積極的に活用しましょう。目に見えないほどの小さな火傷を作ることで白血球が増え、外敵から自分を守ります。
ネットでも手軽に買えるご時世です。有効活用しましょう。
(大きな火傷は決して作らないでください!特に糖尿病の方にはNGです。)